サイクリストの朝食:オートミール

トレーニング

一時期、オートミールにはまっていたので、記事にまとめました。 プロ選手のツイートからも朝食にオートミールを食べる選手をよく見かけます。

 

目次

  1. オートミールとは?
  2. オートミールの栄養素
  3. サイクリストにとってのオートミール
  4. デメリットは?
  5. オートミールの食べ方

 

オートミールとは?

オートミールは、主にオーツ麦(大麦)から作られる穀物の一種です。オーツ麦は繊維質で栄養価が高く、特に食物繊維、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富です。オートミールは、これらの栄養素を効果的に摂取できるように加工された食品です。

通常、オートミールはオーツ麦の外側の硬い部分を取り除いて、内部の部分を蒸し煮してから細かく挽いて作られます。この結果、オートミールは調理が簡単で、水や牛乳と一緒に加熱するだけで食べることができます。また、シリアルやパン、クッキーなどの様々な食品にも使用されます。

オートミールは朝食やスナックとして一般的であり、その食物繊維や栄養素が健康に良いとされています。また、食物繊維の豊富な性質から、食事の満足感を高め、食事制限や健康的な食事療法にも適しています。

 

オートミールの栄養素

オートミール100gあたりの栄養素は以下の通りとなっており、炭水化物が多く含まれていることがわかります。

100gあたり
カロリー 380kcal
脂質 6 g
コレステロール 0 mg
ナトリウム 3 mg
カリウム 260 mg
炭水化物 
 水溶性食物繊維 
 不溶性食物繊維 
69 g
 3.2 g
 6 g
タンパク質 14 g
カルシウム47 mg
3.9 mg
ビタミンB60.1 mg
マグネシウム100 mg
日本食品成分表

 

サイクリストにとってのオートミール

サイクリストにとってのオートミールという点で以下のメリットがあります。

 

  1. エネルギー供給: サイクリングは持久力を要する活動であり、オートミールは複合炭水化物を含んでおり、持続可能なエネルギー供給源となります。トレーニング前や長距離ライド前にオートミールを摂ることで、十分なエネルギーを確保できます。
  2. 持続可能なエネルギー: オートミールは低GI(グリセミック・インデックス)の食品であり、血糖値の急激な上昇を抑え、エネルギーの持続を助けます。これはサイクリストにとって長時間のエネルギー供給が求められる場合に有益です。
  3. 食物繊維と栄養素: オートミールには食物繊維、たんぱく質、ミネラルなどが豊富に含まれています。これらの栄養素はトレーニング後の回復や筋肉の修復に役立ちます。

デメリットは?

オートミールは健康に良い食品ですが、過剰に摂取するといくつかのデメリットが考えられます。

 

  1. カロリー: オートミールはエネルギー密度が高い食品です。過剰な摂取により、アスリートが必要とする以上のカロリーを摂取する可能性があります。これは過剰な体重増加に繋がる可能性があります。
  2. 添加物: 市販のインスタントオートミールには、砂糖や人工の香料、保存料などが添加されることがあります。これらの添加物は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。できるだけ自然な形での摂取を心掛けることが重要です。
  3. グルテンアレルギー: オートミール自体は通常、グルテンを含まない食品ですが、製品によっては穀物がクロスコンタミネーション(他の穀物との混ざり合い)が起きる可能性があります。グルテンアレルギーを持つ人は、無添加かつグルテンフリーのオートミールを選ぶことが重要です。
  4. 消化の問題: 過剰な食物繊維の摂取は、一部の人にとっては消化の問題を引き起こす可能性があります。急激な大量摂取は腹痛やガスなどの症状を引き起こすことがあります。

 

オートミールの食べ方

  1. フルーツとの組み合わせ: カットされたバナナやイチゴ、ブルーベリーをトッピングに加えて、風味とビタミンをプラスしましょう。
  2. ナッツの追加: アーモンドやくるみをトッピングに加えれば、オメガ-3脂肪酸や追加のたんぱく質を摂ることができます。
  3. ヨーグルトと組み合わせ: オートミールにヨーグルトをかけて、クリーミーでヘルシーな朝食に仕上げましょう。
  4. シンプルにミルクと:シンプルに牛乳をかけただけで。時間のない朝はこれ。

オートミールだけでは不足がちな栄養を考えて、フルーツやナッツを追加するのが良いと思いますが、個人的にはシンプルに牛乳のみ…という食べ方が好みです。最初は味気ないですが、慣れてくると牛乳の甘みを感じられ、これだけで結構美味しかったりします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました