はじめてのディスクロード、ホイールの脱着方法

メンテナンス

 

これまでロードバイク(ディスクロード)のブレーキローターの脱着方法や音鳴り対処方法について書いてきましたが、そもそもホイールってどうやって外すの? について紹介します。

 

ホイールの外し方

フロントホイール

大きく分けて、六角レンチでを使って外すタイプと手で外せるようにレバー形状になっているタイプがあります。

まずは六角レンチを使うタイプ

6mmの六角レンチを使います。 左まわしで外れます。

外れました

 

次にレバー形状となっているタイプ。 工具なしで外すことができます。

 

 

 

リアホイール

リアホイールを外す前に、外しやすい位置に変速します。 フロント側はインナーへ、リア側はアウターに変速します。

チェーンに最も余裕があるポジションにしておくとホイールを外しやすいからです。

スルーアクスルを緩めて

サドルの後ろを持って車体を上に引き上げます

リアディレイラーのこの部分を下に押し下げるとホイールが外れます

リアディレイラーを押し下げて

さらにサドル(車体)を上に引き上げると外れます

 

外れた後の注意点

外れた後の注意点としては、ブレーキレバーを握らないことです。 ブレーキレバーを握るとピストンが出てきてブレーキローターが入らなくなってしまう可能性があります。

 

ホイールの取り付け方

フロントホイール

フロントホイールは簡単で、フォークの孔とホイールの孔を合わせて締め付けるだけです。

締め付けトルクはフレームによって変わってきます。 tarmac sl7の場合は10Nmで締め付けます。

 

リアホイール

 チェーンの間にスプロケットがくるようにセットして

リアディレイラーを押し下げながら、外した時のギアにチェーンがかかるようにします。 数段ずれても組めるのでそこまで神経質にならなくても良いです。

そのまま車体を下に下げます。 ある程度下げたところで

ディスクブレーキローターがキャリパーを合わせます。

合わせたら、そのままリアディレイラー・フレームごと下に押し下げるイメージで。

画像

そうするとホイールが所定の位置にはまります。

締め付けトルクはフレームによって変わってきます。 tarmac sl7 の場合は14Nmで締め付けます。

チェーンが間違った位置にかかってないか、フレーム・ホイールを持ち上げてペダルを回転させてあげます。 チェーンがずれていれば、自然と正しい位置に戻ってくれます。

 

ダイレクトハンガー

リアのディレイラーはダイレクトマウントタイプだと、この脱着作業がやりやすいようです。

各社純正品、また社外品も売られているようなので、ホイールの脱着作業がやりにくいなと感じている方はディレイラーハンガーを交換してみるのも良いと思います。

なお、tarmac sl6 disc , venge , tarmac sl7 のハンガーは共通品番で

S182600003 です。

 



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