ディスクロード、リアブレーキキャリパーのボルト長さ

メンテナンス

 

ディスクブレーキタイプ

 

ロードバイクには、以下のようなディスクブレーキタイプが一般的に使用されています。

 

フラットマウント(Flat Mount): フラットマウントディスクブレーキは、近年のロードバイクで広く採用されています。フレームやフォークに直接マウントされ、スリムでスタイリッシュな外観を持つことが特徴です。

 

ポストマウント(Post Mount): ポストマウントディスクブレーキは、以前のロードバイクやマウンテンバイクで主に使用されていました。フレームやフォークにポストマウントアダプターを使用してキャリパーを取り付けます。

photo: hasirin

 

これらのディスクブレーキタイプは、ブレーキキャリパーの取り付け方法によって区別されます。フラットマウントとポストマウントは、ブレーキキャリパーとフレーム/フォークとの間のクリアランス、調整性、取り付けの簡便さなどにおいて若干の違いがあります。

・・・ただ、最近はフラットマウントが主流でポストマウントを採用しているロードバイクは見かけませんね。

フラットマウントタイプの特徴

フラットマウントタイプのディスクブレーキは、近年のロードバイクやシクロクロスバイクにおいて広く採用されているブレーキの取り付け規格です。以下に、フラットマウントタイプのディスクブレーキの特徴をいくつか挙げます。

  1. スリムでスタイリッシュなデザイン: フラットマウントブレーキは、ディスクブレーキキャリパーがフレームやフォークに直接マウントされるため、一般的にスリムでスタイリッシュな外観を持っています。これにより、軽量かつエレガントなデザインが実現されます。
  2. クリアランスの向上: フラットマウントブレーキは、キャリパーとフレーム/フォークとの間により少ないスペースを必要とします。そのため、クリアランスが向上し、タイヤ交換やホイールの取り外し/取り付けが容易になります。
  3. 調整性とフレーム/フォークとの一体感: フラットマウントブレーキは、微調整が可能な取り付けポイントを持っています。これにより、キャリパーの位置を微調整し、適切なブレーキパフォーマンスと一体感を実現できます。
  4. 高い制動力と制御性: ディスクブレーキは一般的に優れた制動力を持ち、フラットマウントタイプのディスクブレーキも例外ではありません。フラットマウントブレーキは、しっかりとフレームやフォークに固定されるため、ブレーキ操作のパワー伝達が効率的であり、優れた制御性を提供します。
  5. 音や振動の低減: ディスクブレーキはリムブレーキと比較して、湿った状態や長時間の使用でも一貫した制動力を提供します。また、フラットマウントブレーキはキャリパーがフレームやフォークに固定されているため、制動時の音や振動が低減される傾向があります。

これらの特徴により、フラットマウントタイプのディスクブレーキは、高性能な制動力と制御性、スリムなデザイン、一体感のあるフレーム/フォークとの統合性を提供することができます。

 

フラットマウントの締結ボルト

リアのフラットマウント締結ボルトには種類があります。 最初、これを知らずにフレーム購入した際に前のフレームからパーツを移植したのですが、ボルトのかかり代が足りずにキャリパーを壊してしまいました。(ねじ山がバカになった)

フレームの厚さに合わせてボルトの種類があるようなので、紹介します。

フレーム厚さボルト長さ
10mm23mm
15mm28mm
20mm33mm
25mm38mm
30mm43mm
35mm48mm

また、ローターの直径によってワッシャーをかませる or かませない が決まっているので間違えないようにしましょう。

 

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