ロードバイク:スレッドコンパウンドの効果と使い方

メンテナンス

自転車のメンテナンスは、快適なライディング体験を維持するために欠かせません。その中でも、スレッドコンパウンドはロードバイクの動作をスムーズにし、長寿命を保つための重要なアイテムです。この記事では、スレッドコンパウンドの効果や使い方について解説します。

 

 

 

スレッドコンパウンドとは?

銅粉を主体とした各種微粉末金属粒子と極圧材により、高温効果中のカジリ・溶着を防止し、サビ、腐食による取付け部の固着も防止します。また、シール性に優れ、締付けトルクを一定に保ちます。また自動車においては、高温部のマニホールド、マフラー取付けネジ部に、また、ディスクブレーキグリスとして使用できます。

 

どの部位に使う?

ロードバイクにおいて、スレッドコンパウンドを使用するのは以下のような部位があります。

 

  1. ボトムブラケット
  2. ペダル
  3. ステム
  4. シートポスト
  5. ボトルケージの固定ボルト

 

 

使い方のポイント

  1. 部品の指示に従う: 各部品のメーカーやモデルごとに、適切なスレッドコンパウンドの種類や使用方法が異なる場合があるので、必ず指示に従いましょう。
  2. 適量の塗布: 過剰な塗布は逆効果です。スレッド部分に行きわたれば良いので、少量を塗り、指で全体に広げるか手で何回か締めて緩めてを繰り返して広げていきます。
  3. トルクの調整: スレッドコンパウンドを使用しても、正確なトルク調整が重要です。トルクスレンチを使用して、推奨されるトルク値に合わせて締め付けましょう。

 

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