ビッグプーリー 変速性能が悪いと感じた時に試す方法

インプレッション

 

ビッグプーリーのメリット・デメリット

メリット

チェーンの抵抗が減る

見た目

 

デメリット

変速性能の悪化

定期的なメンテナンス(ベアリング部)が必要

重量増

 

メリットとして一番にあげられるのが駆動抵抗の低減だと思われますが、効果を数値でうたっているceramicspeedの物でも 2.37Wの削減効果しかありません。

よく、ギア1枚分軽くなったと言いますが、数Wの違いなので絶対にそんなことは体感できないと思います。ビッグプーリーの効果というより、チェーン交換またはチェーンを洗浄した効果だと思われます。

個人的に考える1番のメリットは見た目の問題だと思います(もちろん賛否有り)。

 

デメリットとして一番よく聞くのは変速性能の低下です。 私も交換した当初、変速性能の悪化を体感しましたし、こんなもんかな?と思ったのと、スプリントした時にギアアップすると歯飛びが起きるので怖くて踏めなく、元に戻そうかと思いました。

最終的にはリアディレーラーの調整を行うことで問題なく使うことができていますので、その方法をシェアしていきたいと思います。

リアディレイラーの調整方法

一般的なリアディレイラーの調整方法について、ネットなどで紹介さえている情報は次のような感じです。(Di2の場合です)

ガイドプーリーは、できるだけスプロケットに近い方が変速性能が良いので、クランクを逆回転させて

チェーンが詰まるギリギリのところまでアジャストボルトを緩めていきます(左回し)。

↓  スプロケットとガイドプーリーの間隔を

↓ アジャストボルトにより

↓ 緩めて(左回し)いきます

が、この状態だとトップ→ロー側への変速時にチェーンがひっかります。 なので、リアタイヤを浮かせた状態で、変速時にチェーンの引っ掛かりがなくなるまでアジャストボルトを締めていきます(右回し)。

これで、チェーンの引っ掛かりがなく、かつガイドプーリーがスプロケットに一番近い状態になります。

しかし、この状態ですとある程度トルクをかけて変速する時(スプリント時など)にチェーンとスプロケット間で歯飛びが起きることがあり、怖くてスプリントできないことがありました。

 

変速性能が悪いと感じた時に試す方法1

そんな時に試す方法として、次の方法をオススメします。

アジャストボルトをさらに締める(右回し)。 私の場合は45°〜90°締めたら良くなりました。

どうやらチェーンへのテンションが不足していたようでした。 純正リアディレーラーで組んだ時は、このような現象は起きなかったので、ビッグプーリー特有なのかな? と思っています。

 

それでも変速性能が悪いと感じたら…上記の通り原因はチェーンのテンション不足だったことから、プーリーを取り付ける時のテンションスプリングの固定位置をより強い位置に変更すると良いでしょう。 

セラミックスピードの取説にはちゃんと書いてありました。

 

チェーンへのテンションを強くする時の背反としては駆動抵抗の増加というものがあります。 およそ 0.4Wほどですので、それほど気にしなくても良いかもしれません。

 

変速性能が悪いと感じた時に試す方法2

 アジャストボルトを締めただけで良くならなかった場合は、次の方法を試すと良いと思います。

ディレイラー本体とビッグプーリーをセットする位置を変更します。 テンションスプリングが強くなる方向、上の画像で言う矢印の方向になります。 

現在取り付けられている孔に対して、一つ隣の孔にセットし直します。 …それでもダメなら、さらに隣の孔にセットするようにします。

 

 



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