ロードバイクメーカーとBB種類
ボトムブラケットの規格はさまざまなものがあり乱立状態と言えます。 各メーカーと主要なモデル、BB種類を一覧にまとめてみます。
メーカー | モデル | BB種類 |
Bianchi | ORTRE SPRINT DISC | BB86 |
BRIDGESTONE | RP9 | PF86 |
CANNONDALE | SuperSix | PF30A |
COLNAGO | V3-RS | 特殊 |
GIANT | TCR | BB86 |
MERIDA | SCULTURA | BB86 |
PINARELLO | DOGMA F | ITA |
SPECIALIZED | Tarmac sl7 | BSA |
TREK | Emonda Madone(2022) | T47 |
上記のように各社BBの規格はさまざまであります。 正直、こんなに多くの規格が必要か?…と思ってしまいます。 どこかで数タイプに集約していくことを期待しています。
色々種類はありますが、大きく分けて2タイプ。 ねじが切ってあり、締め込んでいくスレッドフィットタイプ(BSA、ITA、T47)とフレームに圧入するタイプ(BB86、PF30A)です。
歴史を振り返ってみると、当初はスレッドフィットタイプ、そこから軽さを狙ってプレスフィットタイプが生まれてきたようです。 ここ最近ではバイク重量がUCI規程の6.8kgで作れるようになってきたため異音やメンテナンス性のことを考え、スレッドフィットタイプが見直されている状況です。
オススメのBB
TNI

アメリカのブランドでありながら比較的安価なパーツを出してくれている TNI 。 BBもセラミックボールベアリングの仕様でありながら実売価格1万円ほどで購入できます。
シマノから交換しましたが、回転抵抗の少なさもしっかりと体感できます。 少なくともビッグプーリーよりも体感できます。
BBは必要なパーツですし、アマゾンでも購入できるので、迷っている方はぜひ!
耐久性についても今のところ10000kmほど走行していますが、5000kmに1回ほどグリスアップしているくらいですが、特に不具合はありません。
オススメしないBB
シマノ

グループセットを展開しているシマノなので、とりあえず、BBもシマノにしておこう…安いし、と思って使ったのが間違いでした。 TNIなどと比べると体感できるくらいクランクの回転が重いです。
おそらく耐久性重視だと思われるので、通勤などで雨の日にもよく乗る機会がある…という方にとっては良いかもしれません。
雨の日は乗らないよ という方は迷わずシマノ以外を買いましょう。
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