消耗品なので必ず交換する時期がやってきます。
せっかくなので良いタイヤにしてみよう。 体感できるほど効果絶大です。
タイヤの種類
ロードバイクのタイヤの種類は、チューブラー、クリンチャー、チューブレスの3タイプがあります。
高い、扱いにくい、市場でのシェアは低い、ここ数年進化していないので、チューブラータイヤは考えなくてよいでしょう。
また、完成車についているホイールはクリンチャー用かクリンチャー兼チューブレス対応なので、チューブラー用のホイールを買わなくてはいけません。
これから交換するタイヤとしての選択肢はクリンチャーもしくはチューブレスで考えた方が良いでしょう。
タイヤの太さ
25C:現在の標準的な太さ。 重量と転がり抵抗のバランスが取れている。 ヒルクライムメインの方、特にこだわりがなければ25Cを選択。
28C:ロングライドの方、乗り心地重視、平地メインの方は28Cを選択。
転がり抵抗は25Cよりも少ない。 2、3年後には28Cが標準になっていると予想されます。

上図のように同じ銘柄(GP5000)で太さ違いの場合、太い方が転がり抵抗が少なくなっています。
転がり抵抗
各タイヤの転がり抵抗値は以下のとおりです。

・45km/h 時の転がり抵抗
・アルミリム(リム幅 外側 24.7mm、内側 19.6mm)
・クリンチャータイプのチューブはラテックスチューブを使用

クリンチャータイヤだと上の通り。 Veloflex Record が最も転がり抵抗が少ない。平坦ステージのタイムトライアルでは Veloflex 一択か。

上図は質量と転がり抵抗の散布図で、斜めの線は ヒルクライム(勾配 5% 、20km/h、前後セットで交換) を想定し質量と転がり抵抗を加味した時の速さを表しています。(左下にいくほど速い)
質量よりも転がり抵抗の方が速さには寄与しています。

チューブレスだと上の通り。 Vittoria Corsa Speed が最も転がり抵抗が少ないです。
ヒルクライムにオススメのタイヤ
ミシュラン パワーTT クリンチャー
転がり抵抗が小さいのと重量的にも軽い。 平坦から緩斜面まで、乗っていて感じることができるくらい転がり抵抗は小さい。
さらに比較的耐久性や耐パンク性もあり、このタイヤでまだ一度もパンクを経験していません。
ただし、ヒルクライムレースなど、ここ一発…であれば、Veloflex も良いかなと思います。

練習用からレースまで万能 オススメタイヤ
ミシュラン パワーTTを使った時の感想として、明らかに転がり抵抗が小さく、乗り心地も硬くない、また比較的耐久性もありそうと感じたので、全てこれでいいじゃんと思ったほど。
しかし、コーナリング時のグリップ力に乏しくニュートラルステアのtarmac sl7 が弱アンダーに。
普段の練習からロードレース・クリテリウムに使うには様々な性能が要求されます。
転がり抵抗、重量、グリップ力、乗り心地、耐パンク性、耐久性…などを考慮すると定番ではありますが、やっぱりコンチネンタルのGP5000がオススメです。
特に、完成車に付属しているタイヤから交換すると、その効果は誰でも体感できるほど絶大だと思います。
また、海外通販(wiggleなど)で買えば比較的安く買えます。
https://www.wiggle.jp/continental-grand-prix-グランプリ-5000-ロード-25c-タイヤ-ペア-

練習用からレースまで万能のオススメタイヤ
まとめ
・タイヤ交換は、体感できるほどの効果大
・ヒルクライムには ミシュラン パワーTT
・それ以外には コンチネンタル GP5000
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