ロードバイク用ハンドル5選　ーステム一体型編ー

　

ロードバイクと人が接しているパーツというと、ハンドル、ペダル、サドルがあります。　”走る”という点に着目するとペダルを交換するのが最も効果が高いと思われますが、乗り心地や快適性に大きく影響するのがハンドルかと思われます。　特にカーボン製のハンドルにすることで路面からの突き上げ、振動を吸収してくれる効果があり、値段は高いですが、効果も高いと考えています。

　

今回は、ロードバイク用のハンドル（ステム一体型編）5選を紹介していこうと思います。

　

Roval Alpinist SL Cockpit

Rovalから出ている一体型ハンドル。　空力性能というより、軽量化を狙った一体型ハンドル。　上ハン部分の断面形状は円形状となっています。　110mm x 420mm で255gとかなり軽量です。こちらで紹介した S-WORKS CARBON SHALLOW ROAD BAR と　同じS-WORKSから出ている S-WORKS SL STEM　との組み合わせでは 330g　もすることから、かなり軽量化できることがわかります。

　

Vision Metron 5D Integrated

Vision から出ている一体型のハンドル。　Metron 5D. と　Metron 6D がありますが、有名？なのは5Dでしょうか。　サイズ展開も多く、また上記のタイプに加えてケーブルをフル内装できる ACR システム対応のタイプもバリエーションとして存在します。

　

DEDA ALANERA

DEDAからもステム一体型ハンドルが出ています。　ツールドフランスを走るプロのバイクにもよく採用されているので、性能的には申し分ないでしょう。

値段が高いのとサイズが大柄のライダー向けにしか展開されていないのが、ネックです。（欧州ではこれら普通サイズなのでしょうが…）

日本市場に嬉しい400mmサイズが追加されました。　なお、DEDAのサイズ表記はハンドルの外外のようです。　なので、DEDAの400mmは他社の380mmに相当するようです。

　

Bontrager Aeolus RSL VR-C Handlebar

前モデルから空力、重量ともに進化しているRSLハンドルですが、現在リコール中で購入できません。　　現在購入できるのは前モデルの　XXX ハンドルしか購入できない状態です。　早く対策品が出てくるのを期待しています。

FARSPORTS F1 Handlebar

あまり聞いたことないメーカーのFARSPOTSですが、中国？のメーカーのようです。　2020東京オリンピック女子ロードレースでの金メダルを獲得した Anna Kieenhofer が使用していたハンドルのようです。　road.cc

360mmからステム長さのバリエーションがあり、重量も軽く、40km/h において 5-6w の空力効果があるとのことです。　また、各バイクに応じたアダプターのようなものも販売されており、すっきりとインストールすることが可能です。　今一番気になっているハンドルになります。

だた、アダプターが見た目３Dプリンター製？と思われ、使っていて割れた事例が見られるのと日本では代理店がなさそうなので、アフターサービスが心配なところです。

現在、個人的にオーダー中なので届いたらレビューしようと思います。

　

	Roval Alpinist SL Cockpit	Vision Metron 5D	DEDA ALANERA	Bontrager RSL VR-C	FARSPORTS F1
材質	カーボン	カーボン	カーボン	カーボン	カーボン
サイズ展開	80,90,100 x 400 90,100,110,120 x 420 110,120 x 440	100,110,120,130 x 400 100,110,120,130 x 420 110,120,130 x 440	90,100,110 x 380[外外400] 90,100,110,120,130 x 400[外外420] 100,110,120,130 x 420[外外440] 120,130 x 440[外外460]	–	90,100,110,120 x 360 90,100,110,120 x 380 90,100,110,120 x 400 90,100,110,120 x 420
質量 [ g ]	255[110 x 420]	393[100×400] 430.5[130×420]	350 [110×400外外420]	–	325 [100×420]
ドロップ リーチ [mm]	125 75	120 70	130 75		128 73
価格 [ 円 ]	93,500	97,720	111,300	–	55,860