ここ最近、比較的購入しやすい価格にこなれてきたパワーメーター。
プロライダーやガチのボビーライダーは当たり前に付けているかもしれませんが、エクササイズ目的やロングライドのペース配分にも活用できます。
パワーメーターとは
パワー(W)とは仕事率の事で、以下の式で表されます。

このうち、ペダルを踏む力を計測するのがパワーメーターになります。
パワーメーターの種類
クランクアーム型、ペダル型、ボトムブラケット型、スパイダー型などがあります。
クランクアーム | シマノ、4iiii、stages |
ペダル | garmin、favelo |
ボトムブラケット | rotor |
スパイダー | SRM, Quarq |
クランクアーム型

最も普及しているタイプ。片側計測と両側計測のタイプが存在します。 片側計測タイプは比較的安価
ペダル型

ペダルを付け替えるだけなので導入時のハードルは最も低い。
片側計測タイプと両側計測タイプがあります。
普段使っているペダルに依存する。シマノ、Look、スピードプレイには対応するモデルがあるがタイム用は存在しない(?)
Qファクターかスタックハイトが変わってしまうデメリットがあります。
ボトムブラケット型

形状がフレームに依存してしまうためフレームを交換した際は使えない
マイナーで今となっては特にメリットを感じない
スパイダー型

グループセットがsram の人は選択肢となり得るが、シマノの人はあえて選択する必要がないと思います。
オススメのパワーメーター
4iiiiの片側計測タイプをオススメします。
105の片側計測の物からラインナップされており、3万円台という比較的低コストで導入できます。

パワーの絶対値は不要
いずれのパワーメーターも歪みセンサーを使っていおり、使用環境を考えるとそんなに精度良く測れるものではありません。
また、使用するモデルによって異なる値がでます。例えばシマノのアーム型とgarminのペダル型を併用して計測してみてもパワー値に差がでてきます。
絶対値ではなく昨日の一年前の…に対する相対値で充分です
片側計測で充分
片側計測か両側計測か? 片側計測から両側計測に、することで値段が結構上がりますが両側計測によって知ることができるのは右と左のバランスだけです。
私の場合、見た目で明らかに右脚の方が太いですが、それでも普段は 右49% 左51% 、ペダリングを意識すると 50%50%、100km以上走って疲れてきて、かなりペダリングが雑になっても 47% 53%くらいです


また上のようにシマノのパワーメーターに関しては左側が強く計測されてしまい、両側計測の意味を全くなしていません。
どうしても両側計測タイプが良い方はシマノ以外を選んだ方が良いでしょう。
ペダル型
複数バイクを持っている時に付け替えられるとメリットを紹介されることがありますが、正直めんどくさくてやりません。 それなら安価な4iiiの片側計測タイプを複数買った方が良いと思います。
またQファクターが変わってしまうタイプはオススメできません。膝を壊す原因になりますし、コーナーでペダルヒットして転ける可能性もあります
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