ロードバイクと人が接しているパーツというと、ハンドル、ペダル、サドルがあります。 ”走る”という点に着目するとペダルを交換するのが最も効果が高いと思われますが、乗り心地や快適性に大きく影響するのがハンドルかと思われます。 特にカーボン製のハンドルにすることで路面からの突き上げ、振動を吸収してくれる効果があり、値段は高いですが、効果も高いと考えています。
今回は、ロードバイク用のハンドル(エアロ編)4選を紹介していこうと思います。
目次
SPECIALIZED Roval Rapide Handlebars

S-WORKS TARMAC SL7 の完成車に採用されているハンドルになります。 SL7の初期の頃は旧型の AERO FLY II ハンドルが使われていましたが、現在は Rapide Handlebars に変更されています。 旧型よりも軽量になっており、角が取れてまるくなっているのと、上ハン部分の前後方向の幅が小さくなり、握りやすくなっています。
空力性能については旧型と同じで、丸型ハンドルに対して 40km 走行で 20秒以上短縮の効果があります。
Vision Metron Aero

Vision Metron Aero Vision のハンドルというとステム一体型の方が有名な気がしますが、通常のステムでも使用可能なカーボン製エアロハンドルもラインナップされています。
Vision特有のアーチの頂点から下側が外側に開いている形状をしていて、スプリント時に力をかけやすいという評価があります。
DEDA SUPERZERO RS HANDLEBAR

ロゴや柄が派手なので、最近のロードバイク(フレーム)に合わないので、あまり注目していませんでしたが、この SUPERZERO RS は非常に気になるハンドルです。
飛行機の翼を逆さにしたような翼断面形状をしており、空力性能的に最新の考え方を採用しています。(今後、流行りそう) また質量的にも 440mm で215g と他のハンドルと比べても非常に軽量に仕上がっています。
Bontrager XXX Aero Handlebar

ボントレガーからもエアロ形状のハンドルが出ています。 最新のハンドルが出ていたような気がするのですが、リコール発生したからなのかWebカタログには出てきません。
従来の丸ハンドルに比べて60分で最大23秒短縮できるようです。 40分だと15秒程度でしょうか。
XXX シリーズは少し前の製品ということもあり、現在購入するなら上で紹介したものから選択した方が良いかもしれません。
比較まとめ
Rapide | Metron Aero | SUPERZERO | XXX | |
材質 | カーボン | カーボン | カーボン | カーボン |
サイズ展開 | 380,400,420,440 | 380,400,420,440 | 400,420,440,460 | 380,400,420,440 |
質量 [ g ] | 225(420mm) | 230(420mm) | 215(440mm) | 227(380mm) 247(440mm) |
ドロップ リーチ [mm] | 125 75 | 125 80 | 125 75 | 123 93 |
価格 [ 円 ] | 48,400 | 61,130 | 42,000 | 49,900 |

XXXはカタログ値、それ以外は推定の線になります
![]() |
VISION ヴィジョン METRON メトロン AERO HANDLEBAR ハンドル 価格:53,253円 |
コメント