ロードバイクのトレーニングに心拍計とパワーメーターを用いることは、効果的なトレーニングプランを立てるために非常に役立ちます。それぞれのデバイスには異なる利点と使い道があります。以下で、心拍計とパワーメーターの違いとそれぞれの役割について解説します。
目次
- 心拍計
- パワーメーター
- どちらを選ぶ?
- オススメの心拍計
心拍計
心拍計は、心拍数を測定するデバイスで、胸や腕に取り付けるセンサーがあり、主な特徴と役割は以下の通りです。
- 有酸素強度のモニタリング: 心拍計は運動中の心拍数をリアルタイムでモニタリングし、トレーニング強度を把握するのに役立ちます。トレーニングゾーン内で訓練することができ、持久力を向上させます。
- リカバリーの追跡: トレーニングセッション後の心拍数を記録し、リカバリー状態をモニタリングします。これにより、過度なトレーニングや過労を防ぐことができます。
- 個人の有酸素能力の理解: 心拍データを使って、個人の有酸素能力やトレーニング進捗を評価できます。これはトレーニングプランのカスタマイズに役立ちます。
- 比較的低コスト: 心拍計は比較的低価格で入手でき、初心者からプロまで幅広く利用されています。
パワーメーター
パワーメーターは、ペダル、クランクなどの部位に取り付けられ、出力(ワット数)を測定するデバイスです。以下はパワーメーターの主な特徴と役割です。
- 正確なワット数の計測: パワーメーターは非常に正確なワット数の計測が可能で、トレーニングの強度や進捗を数値で把握することができます。
- トレーニングゾーンの確定: パワーメーターを使用することで、トレーニングゾーンを科学的に確定し、効果的なトレーニングを設計できます。
- 風や勾配の影響を考慮: パワーメーターは風や勾配などの外部要因の影響を正確に計測し、実際のパフォーマンスを把握します。
- トレーニングデータの詳細な分析: パワーメーターはトレーニングデータを詳細に記録し、後で分析することができます。これにより、トレーニング戦略の最適化が可能です。
- 高価格帯: パワーメーターは一般的に高価格帯に属します。そのため、予算の制約がある場合は検討が必要です。
どちらを選ぶ?
心拍計とパワーメーターは、個人のトレーニング目標、予算、トレーニング経験に応じて選らびましょう。 初心者や予算が限られている人にとっては、心拍計が十分に役立ちます。一方、パワーメーターはプロトレーニングや高度なトレーニング戦略に適しており、トップアスリートにとって重要なツールとなってます。
最終的に、どちらのデバイスもトレーニングの質と効果を向上させるために役立つものであり、個人の好みと目標に応じて選択すれば良いと思います。
オススメの心拍計
多くの方はサイクルコンピューターとバンドルされた心拍計を使っていると思います。 例えば以下のようなタイプです。

いずれも胸部にバンドで止めるタイプなのですが、息苦しかったり違和感があったりします。 私の場合はそれほど違和感は感じてなかったのですが、一度腕バンド式のタイプを使ってみたところ予想以上に快適だったため今はこればかり使っています。

よく言われる測定誤差も体感的には全く感じないため一度使ってみることをお勧めします。
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