そこで最もオールラウンドに使える50mm(前後の)ハイトのディスクブレーキ用ホイールについて値段と質量の観点で以前こちらでまとめました
今回はホイール重量だけでなく、リム重量についても、まとめてみたいと思います。 カタログ値には総重量しか記載されていないことがほとんどですが、ホイールという回転体の外周部分(リム)と中心部分(ハブ)の重量配分により特性が異なります。
リムが軽い方が加減速がしやすく、重い方が巡航しやすくなります。 またペダリング時のフィーリングにも影響しますが、個人の好みや使う場面での違いもありますので絶対的にこれが良いというものはありません。 ホイール選びの一つの材料として”リム重量”もみてみると良いのではないでしょうか。

ホイールのリム重量と総重量の比較まとめ
今回比較したのは以下5製品です
・roval CLX50
・Bontrager Aeolus RSL51
・DT SWISS ARC1100 dicut
・ONEAER DX5
・EliteWheels DRIVE 50D
roval CLX50 | Bontrager Aeolus RSL 51 | DT SWISS ARC1100 dicut | ONEAER DX5 | EliteWheels DRIVE 50D | |
リム重量[g] | 442 | 430 | 459 | 399 | 400 |
総重量[g] | 1415 | 1410 | 1472 | 1370 | 1300 |
備考 | 実測中央値 | 公称値 | 公称値 | カタログ値 | カタログ値 |

単純にホイール重量、リム重量が軽ければ速いというものではなく、空力性能も関係あります。 ただ、平坦での巡航性能を優先するのかヒルクライムまでを想定するのかで選択するホイールが変わります。
個人的には、平坦から比較的なだらかな丘陵地帯であれば、Dicut1100を、富士ヒル程度のヒルクライムを想定するならば、DRIVE50DかDX5をオススメします。
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