レース出場時、ゼッケンの取り付け方

インプレッション

ロードバイクのレースのゼッケンと言えばゼッケンプレートが主流となっています。

bphoto: bicycle club

こんな感じで、シートポストの後ろ側にプレートが付けられます。 日本でも実業団のレースや鈴鹿ロードなどの大きな大会ではゼッケンプレートが用いられることが多いです。

しかし私たちにもっと身近なヒルクライムレースやクリテリウムではゼッケン番号の書かれた紙や布を用いることが多いのではないでしょうか。 また、安全ピンが4つ付いてくる事が一般的かと思います。

 

安全ピンで取り付けるとなるとジャージに取り付けるとなると孔が空いてしまうのが気になります。 ジャージもそれなりの値段がするので、孔をあけるのを躊躇してしまいます。

 

安全ピン以外の取り付け方法

マグネットで取り付け

ネオジウム磁石という強力な磁石を使って、内側と外側から磁力の力でゼッケンを固定します。

ジャージを脱いだ状態で、セットし、微調整はジャージを着た後に行います。

磁石が入っているという少しの違和感と外側の磁石を固定するのに両面テープが必要とのことで、ゼッケン貼り付けまで少し手間がかかります。

また、外側の両面テープを貼るのを怠ると、磁石が外れてしまうという懸念も残ります。

 

両面テープでの固定

photo: Nitto

 

オススメの取り付け方法が両面テープで固定する方法です。 これだとジャージに孔をあけなくてすみます。 また、一人でも容易に貼り付けることが可能です。

用いる両面テープは Nitto の 5000NS というテープがオススメで、剥がすときは簡単に剥がせますが、走行中に剥がれてくるということもありません。 また、昨年の富士ヒルは雨が降っていましたが、全く剥がれる気配はありませんでした。

 

その他の効果として空力性能が良くなるというメリットがあります。 安全ピンで4カ所を固定するよりも8カ所で固定した方が 40km 走った時に9秒速く走る事ができます。 両面テープであれば、8カ所の安全ピンよりも隙間なくジャージに貼り付ける事が可能のため、更なる短縮が見込めます。

Shiv TT x Win Tunnel
Specialized Bicycles

 

取り付け方法

1 . ゼッケンの裏面に両面テープを貼り付けます。

このような形で外周に貼るのと、真ん中を3本くらい貼っておきます。 もっと少なくても剥がれて飛んでいかないとは思いますが、念の為これくらい貼っています。

 

2 . リケイ紙を剥がして

3 . 走行中の姿勢を模して背中を丸めた状態で貼り付けます。