ペダル別にQファクターを比較

インプレッション

 

Qファクターとは?

Qファクターとはクランクのペダル取り付け面の左右ピッチのことを言います。 一般的にロードバイク用クランクは狭い傾向にあり、マウンテンバイク用のクランクでは広い傾向があります。

また、狭いと必然的に脚も外側に広がらなくなるため、空力的には有利となり、広い方がコントロール性が良い…といった感じでしょうか。

シマノの dura-ace クランクのQファクターが148mm(FC -R9200)に対して、先日更新されたアワーレコード;フィリッポ・ガンナが乗っていたバイクは、Qファクターが134mmという狭いものが使われていました。

photo: wattshop

 

ペダルのQファクター

上記の通り、Qファクターはクランクによるものなので、クランクを交換しない限りは変わらないのですが、足で踏んでいる中心という意味でいくと、ペダルにより変化します。

そこで各ペダルのQファクターを比較していきたいと思います。

ペダルQファクター [mm]
SHIMANO52 or 56mm
LOOK53 and 55mm
Wahoo53 or 56 or 59 or 65mm
Wahoo(パワメ付)55mm
TIME51.7 and 54.3mm
Garmin(Rally)53 and 55mm
Garmin(Vector)53 and 55mm
Favero(Assioma)54mm
Favero(Assioma DUO-SHI)64.8mm

SHIMANやWahooの一部のモデルではシャフト長が異なるモデルが存在します。

LOOK、Garmin は2mmのワッシャーをかますことによりQファクターを広げることが可能。

TIMEは左右のクリートを入れ替えることで、Qファクターを広げる事が可能です。

 

まとめ

基本的には51mm〜53mmの間であり、特に気にしなくても良いのではないでしょうか。 膝が痛いとか特別な理由がない限り、標準的な狭いタイプのものを選んでおけば良いように思います。 

 

広めのものを使うとコーナーでペダリングした時に路面にヒットして落車する可能性が高くなるので、Wahooの広いタイプや、Favero Assioma DUO-SHI を使う場合は気をつけたほうが良さそうです。

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