
MET TRENTA 最も空力性能が良いヘルメットの一つ
ヘルメットは必ずかぶろう
頭部の保護が重要です。 自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方は、約6割が頭部に致命傷を負っています(図1参照)。 また、自転車乗用中の交通事故においてヘルメットを着用していなかった方の致死率(注)は、着用していた方に比べて令和2年中は約3.0倍高くなっています
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html

ロードバイクを購入して、次に必要な物・・・まずはペダル。一部のモデルを除き、大抵はペダルが付属していない。 流石にペダルなしでは乗れないので購入するしかない。
次に必要な物はヘルメットだと思う。 事故って頭打って死んでしまっては意味がない。 鍵などはなくてもなんとかなる、家から出発して家に戻ってこれば鍵を使う場面もない。 しかし、ヘルメットは違う。 家から出たすぐ先で事故に合ってしまうこともある。
そういう私も事故ったことがある。相手の車が一時停止を無視して突っ込んできた。 ボンネットに乗り上げ頭を打ったが、頭を打ったをいう感覚は全くなく、頭部へのダメージは何もなかった。ヘルメットは割れていた。 ヘルメットをかぶっていなかったら、どうなっていただろう. . .
ヘルメットは必ずかぶろう。なんならロードバイクが納車される前に買っておいても良いくらいだ。
最も速いヘルメットは?
見た目ではLAZERのBULLETとかが速そうな気がするが、結果、最も速いヘルメット=空力性能が良いヘルメットはMETのTRENTA 3K CARBONでした。
私もこの情報を知り、二つ目のヘルメットとしてMETのTRENTAを購入した。 私が購入したのは3K CARBON ではなく、その一つ下のモデルであるTRENTA。
3K CARBONはその名前の通りカーボン素材を一部に使っていて軽量になっている。 TRENTAに比べ10g軽量であり、1万円以上高い。 見た目やフラッグシップが良い方は3K CARBON を選び、特にこだわりがない方はTRENTA をオススメします。
METはイタリアに本拠地を置くヘルメット専門メーカーです。 創業は1987年で創業以来サイクルスポーツ用のヘルメットだけを生産してきました。 また最近ではラインナップのほとんどをMIPS対応に変更してきたこともあり、安全性に配慮して開発していることがうかがえます。
また、UCIプロチームである UAE Team Emirates にも供給を行なっており、チームを代表する選手であるポガチャル選手はツールドフランスでも優勝しており、数多くの勝利に貢献していると言って良いでしょう。
あと、ポガチャル選手の髪の毛がヘルメットから飛び出しているのをよくいじられていますが、私も使ってみて、実際に髪の毛が飛び出す時があります。www
TRENTA

ポリカーボネートで形作られたトレンタのスタンダードモデル。重量以外は3Kカーボンモデルと同じ性能を持っており、オープンロードヘルメットとしては最高のエアロダイナミクスとクーリング性能を提供します。イタリアのニュートン研究所で行われた風洞試験ではクローズドエアロヘルメットのマンタHES以上の空力性能を証明。頭部とヘルメットの接触面積を最適化し、トレンタ3Kカーボンと同じく、ラインナップ中最高のエアフローを実現しています。新開発のSafe-T Orbitalフィッティングシステムは、周長を2mmごと、垂直方向に4段階、さらに後頭部のパッド接触位置を2段階で調整が可能。オプションのSafe-T USB LEDライトも装着できます。
http://www.intermax.co.jp/products/met/trenta.html
あなたにオススメするヘルメットは?
1. 見た目で選ぶ
ここまで私が選んだヘルメットの事を書いてきたが、それが全ての人にオススメかと言われれば、そうではない。 聞いたこともないようなメーカーは除いて、UCIワールドチームなどが使っているメーカーであれば、どこも安全性は確保していると思われる。
なお、2021年現在 UCIワールドチームが使用しているメーカーは以下の通り
AG2R・シトロエン・チーム | HJC |
アスタナ・プレミアテック | LIMAR |
バーレーン・ヴィクトリアス | RUDY |
ボーラ=ハンスグローエ | SPECISLIZED |
コフィディス・ソリュシオンクレディ | EKOI |
ドゥクーニンク・クイックステップ | SPECISLIZED |
EFエデュケーション・NIPPO | POC |
グルパマ・FDJ | GIRO |
イネオス・グレナディアス | KASK |
アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベール・マテリオ | FORCE |
イスラエル・スタートアップネーション | HJC |
ロット・ソウダル | EKOI |
チーム・バイクエクスチェンジ | GIRO |
モビスター・チーム | ABUS |
チーム・クベカ・アソス | EKOI |
チーム・ユンボ・ヴィスマ | LAZER |
チームDSM | SCOTT |
トレック・セガフレード | BONTRAGER |
UAEチーム・エミレーツ | MET |
2. 自分の頭の形に合うものを選ぶ
どんなに好きな見た目でも、自分の頭の形を合っていなければ不快でしかない。 特にヨーロッパのメーカーの物は縦に長い楕円形が多く、日本人の頭の形状に合わない場合がある。 日本向けにはアジアンフィットという形で形状を変えた物を販売しているメーカーもあったりする。 いずれにしてもショップで試着してみるのが一番だ。
見た目や空力の良さなど、自分の好きな観点で選ぼう。 ただし、最終的には試着する事をオススメします。
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