さまざまなロードバイク用ホイールが存在しますが、どれにするか迷ってしまいます。 今回は比較的入手しやすいアルミホイールについて値段と質量の観点からまとめてみることにしました。
比較したのは以下3点
ZONDA

25mm幅タイヤにベストマッチする、C17ワイドリムのハイトはフロント26mm、リア28mm。前後共にアシンメトリーデザインを採用し、かつ各スポーク間には切削加工を施すことで、反応性に直結するホイール外周部の重量を削ぎ落としている。オーバーサイズフランジを持つハブはアルミ製で、フリーボディに噛み込み防止のプラズマ電解酸化処理を行っているのは、同社上級ホイールと共通だ。
ZONDA DBの重量は前後ペア1,675gに抑えられており、リムブレーキとの差は100g以下。マイクロ・セッティング・テクノロジーを採用した新しい調整ロックリングを用いることで、メンテナンス面でもユーザーフレンドリー度が増している。
ZONDA DBはクイックリリース(フロントエンド幅100mm、リア135mm)と12mmスルーアクスル(リア142mm)の2タイプ、さらにブレーキローターは6ボルト用、センターロック用と2タイプが用意されていることが嬉しい。クイックリリースはZONDA DBに合わせて開発された新型だ。
https://www.cyclowired.jp/news/node/219331
KSYRIUM S DISC

このキシリウム両方モデルともにカーボンの上位モデルと全て同じのインフィニティープラットフォームハブを採用しています。
正確にCNC加工されたハブシェルがスポークディッシュとスポークの配置を最適化し、接触しないスポークの組み込みが可能なインフィニティプラットフォームハブ(左)。わずか9°で嚙みこみクイックな反応で剛性の高いインスタントドライブ360°(右)
https://mavic.jp/blogs/blog/product-19_20210226
RACING ZERO

「レーシングゼロ」の魂を持つディスクブレーキのホイールを設計するという目標は明確でした。しかし、それを生み出すことは、その伝説的な評価を前提とすると、それほど簡単ではありませんでした。
我々は、従来のリムブレーキと同じ方向性に沿ってデザインを開発し、成功したと信じています。ライディング感覚や軽快さは全く同じように。それでいながらヘアピンカーブでは、更に極限の走りが実現します。
幅広い断面を持つ新しいアルミリムは、特殊なトリプル切削加工により、ロードバイクリムの周辺重量を減らし、ホイールの反応性を極限まで高めることができました。
Racing Zero DBの新しいディスクブレーキハブは、長年のホイールデザインの経験から生まれました。我々は制動性と加速力とのバランスを保つため大きなフランジを使用し、ライディング時の剛性と反応性を保証する為に、Two-to-One ダブルスポークを採用いたしました。
https://www.riogrande.co.jp/product/node/73708
まとめ:質量と価格
それぞれ質量と定価、実売価格を一覧にしました。
質量 [ g ] | 実売価格 [ 円 ] | |
ZONDA | 1675 | 51,572 |
1670 | 42,844 | |
Racing ZERO DB | 1590 | 118,007 |
散布図にすると以下のようになります。

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